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秩序的絵画
概 要
自閉症児の美術創作の根源は秩序という美感を追求することにある。人間は秩序の中に事物の条理を見つけ、それによって思考の筋道を明らかにすることで安定感を得ることができる。美感を獲得する過程は、秩序を認識することによって,表面から内面へ、浅みから深みへ、感性から理性へと順を追って次第に進歩する過程である。(例えば、比例、バランスとリズムなどの)秩序は美感形成の基礎となる。本文では、自閉症児の作品のもつ独特的な思考論理を通して、秩序に対して自分なりの感性によって実際に観察してきたことを述べ、日常生活の要素についてもう一度理解し直し、より秩序という美感に対する視野を広げていきたいと考える。
自閉症児の思考的特徴は抽象的な世界や想像的な世界を理解する能力が乏しく、内包を解釈するのではなく、表面的、形式的に事物を理解する。それ故、彼らの美術作品のテーマや内容は一般人と大きく異なる傾向がある。彼らは、抽象的な造形要素の代わりに、具体的な実生活の要素を取り入れようとする。その要素として、計量しやすい秩序の特徴を生活の中で使われる文字(数字)や符号などがある。
本論述は美術教育の観点から,秩序の論理を前提とした自閉症児の作品のテーマの選定、技法、内容が呈する自閉症児の気質的行為と作品との關係を検討し,作品が呈する動態特徴の中の造形要素を分析する。
秩序は規律と規則を求めることで安定した美感を呈するが、変化の欠如による味けなさや単調さを避けなければならない。自閉症児は、常に自分を極端的な状態に置いているため、自閉症児の絵画行為はいつまでも成長と制限は共存状態にあり、更には反復的公式画の状態に陥ることさえある。
美術の教え方から見ると、自閉症児は目でみえるものしか理解できないという制限があるので、既存の美術授業の仕方と内容は、大幅に修正する必要がある。明確的な手順や模仿の繰り返しと練習は、公式による新技能の吸收を確かにする。また、公式の反対要素を解体することによって、類推と創造の能力を発達させる必要もある。本文では自閉症児に美術造形の実技を理解、発展させるために、彫塑と文字の具体性的な特質の利用を例にあげ、更に多くの有効な教授方法を見つけ出し,彼らの美感語言を更に完璧に表現させるよう目指している。
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